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【2022年】東京のお盆はいつからいつまで?お墓参りについても解説

この記事を読んでいるあなたは、お盆休みが近づいてきたタイミングで、2022年のお盆がいつからいつまでかを知りたいと思っていませんか?

この記事の内容は、こちらです。

  • お盆とは
  • 2022年のお盆はいつからいつまで
  • お盆には何をするの?
  • お盆にお墓参りする際に最適なタイミングは?
  • お盆にお墓参りする際に必要な持ち物や服装
  • お盆にお墓参りする際の注意点

この記事の結論はこちらです。

  • お盆とは先祖の魂が現世に戻ってくる期間
  • 地域によってお盆期間は異なるが、東京だとお盆期間は7月13日〜7月16日
  • お盆にはお墓や仏壇を掃除し迎え火や送り火を焚く
  • お盆のお墓参りでは新盆以外は普段着、新盆の場合は平服が好ましい

この記事を読めば、2022年のお盆がいつからいつまでか、お墓参りに行く最適なタイミングを知り、万全の状態でお墓参りに行くことができます。

目次

お盆とは

お盆と聞くと、夏のお盆休みのイメージがあるかと思いますが、その意味を理解していない方も多いのではないでしょうか。ここでは、お盆の起源とお盆とは何かについて解説します。

お盆の起源は

お盆は、正式名称を「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、仏教経典の一つでもある「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」が起源とされています。「盂蘭盆」という言葉は、サンスクリット語で「逆さ吊り」を意味するウラバンナが語源です。

お釈迦様の10人弟子の中の一人「目連」が、亡くなった母が地獄で逆さ吊りの刑に遭っていることを知り、お釈迦様から救済方法を聞いて行動した結果、魂が救済されたという内容です。

お釈迦様からの教えが「7月15日(旧暦)に供養する」ということから、親や先祖の魂に感謝する現在のお盆が始まったとされています。

先祖の魂が現世に戻る期間

お盆は、先祖や故人の魂があの世(浄土)からこの世(現世)に戻ってくる期間のことです。生前過ごした自宅に戻ってくると考えられており、お迎えして冥福を祈り、供養する機会となっています。

日本に古くからある行事ですので、地域によってもお迎え方法などが違うことがあります。

【2022年】東京のお盆はいつからいつまで

お盆の期間は地域によって異なります。お住まいの地域でのお盆の期間を知っておきましょう。

【東京のお盆期間(2022年)】

2022年の東京のお盆の期間は、7月13日(水)〜16日(土)です。東京の中でも、都市部や金沢市の旧市街地、静岡市などが新暦が施行されるとともに7月15日に移行しています。

これらは、「新のお盆」や「東京盆」とも呼ばれています。

【一般的なお盆の期間(2022年)】※沖縄県、鹿児島県奄美地方を除く

全国的にお盆の期間とされているのが、8月13日(土)〜16日(火)です。

【沖縄県と鹿児島県奄美地方のお盆の期間(2022年)】

旧暦7月13日(水)〜15日(金)となっており、他の地域よりも1日短く、年によっては日付が変動します。沖縄では、3日目に伝統芸能の「エイサー」といわれる盆踊りが披露されます。

お盆には何をするの?

お盆には先祖や故人の魂を供養する儀式を行うのが一般的です。詳しく見ていきましょう。

迎え盆は、お墓参りでお墓の掃除

迎え盆はお盆の初日に行う儀式で、あの世から戻ってくる先祖や故人の魂を迎えます。まず、お寺と合同で供養を行う場合は、お盆のお参りについて確認しておきましょう。お盆の初日でもある迎え盆は、お墓参りとお墓の掃除、お盆用品の準備をします。

先祖や故人を気持ちよく迎えられるように、お墓を綺麗にしておきます。お盆用品は、盆棚(精霊棚)とお供え物の準備などが必要ですので、お盆月に入ってから始めておくと安心です。

迎え火と送り火を焚く

迎え火とは、先祖や故人の霊が現世に迷わず帰れるようにするための道しるべとして、火を焚きます。一方の送り火は、現世からあの世へ迷わずに帰れるようにするために行うものです。昔はお墓の前で火を焚いていましたが、現在は自宅前で火を焚くのが一般的です。

迎え火は、焙烙(ほうろく)と呼ばれる器に、オガラ(麻の皮を剥がした茎)を折って積み重ね、火をつけます。

送り火は、迎え火を焚いた同じ場所と方法でオガラに火をつけて、先祖や故人の霊をお見送りします。京都などで有名な、大文字の火も先祖を送るための送り火です。

送り盆では、お盆で用意したものの片付け

お盆の最終日にあたる送り盆では、送り火を焚いて先祖や故人をお見送りします。送り盆では、お墓参りをしないことが多いですが、行くことができる方はお墓参りをしてお見送りしても良いでしょう。

送り火を焚いたあとは、お盆で用意した物を片付けて終了です。

お盆にお墓参りする際に最適なタイミングは?

お盆の期間中のいつお墓参りすれば最適なのか気になる方もいらっしゃると思います。結論から言うと、迎え盆のタイミングが一般的には最適といわれています。詳しく見ていきましょう。

迎え盆のタイミングでお墓参りするのが一般的

お盆にお墓参りするのであれば、迎え盆のタイミングが最適といわれています。絶対的な決まりではありませんが、お盆の期間に先祖を迎えられるようにお墓参りをしてお墓を綺麗にしておくのが一般的です。

そのため、迎え盆にあたる7月13日または8月13日に行く方が多いです。迎え盆の日が難しい場合は、前日に行っても良いですし、行ける日で問題ありません。

午前中にお墓参りして「ついで参り」にならないように

迎え盆に限らず、お墓参りに行くことをおすすめします。一般的にも午前中に行く方が多く、先祖や故人のことを優先する意味でも午前中の明るい時間を選ぶといいでしょう。

また、何かの用事のついでにお墓参りに行く「ついで参り」にはならないよう注意が必要です。大切な先祖や故人を何かのついでにすることは、失礼ですし、縁起が悪いといわれているためです。

お盆にお墓参りする際に必要な持ち物や服装

ここでは、お盆にお墓参りする際の持ち物と服装について解説します。間違った知識のままお墓参りすると、失礼になる可能性があります。

新盆の場合は平服でお布施を持参しよう

新盆のお墓参りの際は、平服でお布施を持参しましょう。亡くなった方を初めて迎えるお盆を新盆といいますが、初盆のときには法要をするのが一般的です。

法要は家族だけでなく親戚や友人などを招き、お坊さんに読経を上げてもらうため、服装にもマナーがあります。お墓参りだけの場合でも、ブラックスーツやブラックフォーマルなどを着ていき、お布施を持参すれば問題ありません。

新盆以外は普段着でも可!お墓掃除の道具を持参しよう

新盆以外のお盆にお墓参りする際は、普段着でも問題ないです。お墓を掃除する道具を持参して、お墓参りに行きましょう。

ただし、普段着でも派手な服装や露出の多い服装は、他の方に不快感を与える可能性があるので、シンプルな服装を心がけると良いです。

お盆にお墓参りする際の注意点

お盆にお墓参りする際の注意点を知っておくことで、お墓参りに行った際に安全に行うことができます。

暑い時期のお墓参りなので熱中症に注意

お盆の時期は7月、8月の最も暑い時期なので、熱中症に注意しましょう。暮石の照り返しで非常に暑くなるので、帽子や日傘を用意しておくと安心です。

他にも、こまめに水分補給や塩分補給は必ず行い、長時間のお参りは避けるようにしましょう。

薄着の場合は、虫にも注意しよう

暑い時期ですので、薄着の方もいらっしゃると思います。虫刺されや日焼け対策に薄い長袖の服もおすすめです。

薄着で行く場合は、虫除けスプレーを持参し、霊園に着いたタイミングでスプレーをかけるようにするといいでしょう。出かけるときに付けても効果がすぐに弱まってしまうからです。

まとめ:【2022年】東京のお盆はいつからいつまで?お墓参りについても解説

この記事の内容をおさらいしましょう。

  • お盆とは先祖や故人の魂が現世に戻ってくる期間
  • 地域によってお盆期間は異なるが、東京の都市部だとお盆期間は7月13日〜7月16日
  • 2022年の東京のお盆の期間は7月13日(水)〜16日(土)
  • お盆にはお墓や仏壇を掃除し、迎え火や送り火を焚く
  • お盆のお墓参りでは新盆以外は普段着、新盆の場合は平服が好ましい
  • お盆のお墓参りは非常に暑いので、熱中症、虫刺され対策をする

地域によってお盆の期間が異なるため、東京に住んでいる方は本記事で紹介したお盆期間を把握し、万全の準備をした上でお墓参りに行くようにしてください。

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