この記事を読んでいるあなたは、一周忌が近づいてきたタイミングで一周忌でお墓参りのみでも問題がないかを確認したいと思っているのではないでしょうか。
また、コロナ禍ということもあり、家族のみでのお墓参りでも問題ないか知りたいと思う方もいらっしゃると思います。
今回解説する記事の内容をまとめました。
- 一周忌とはいつ?
- 一周忌はお墓参りだけでも大丈夫なの?
- 一周忌でお墓参りする際の服装や持ち物
- 一周忌でお墓参りに行けない場合は自宅でもいいの?
- 一周忌での当日の流れ
上記の内容に関しての結論は以下の通りです。
- 一周忌は、故人が亡くなってから1年目の命日
- コロナやスケジュールの関係などやむを得ない場合は一周忌はお墓参りだけでも問題無い
この記事を読むと、一周忌がどのようなものかを理解し、必要な準備を済ませて一周忌のお墓参りに備えることができます。
一周忌とはいつ?
一周忌は故人が亡くなってから1年が経つと行う法要があります。法要の機会も多くないため、一周忌についてよくわからない方もいらっしゃるでしょう。ここでは、一周忌とは何か、どこで行い、誰を招くといいのかなどを解説します。
一周忌とは
一周忌は、故人が亡くなってから1年後の命日に行われる法要のことをいいます。一般的に命日が平日になる場合は、命日より前の土日に法要を執り行います。
これが命日を過ぎてからになってしまうと、「大切な故人を待たせる」ことになるため注意が必要です。余裕を持ってスケジュールを組んでおくことをおすすめします。
また、よくある間違いとして、「一回忌」と混同してしまいがちですが、一回忌は故人が亡くなった命日のことをいいます。この二つを間違わないように注意しましょう。
一周忌はどこでやるの?
一周忌法要は、自宅やセレモニーホール、お寺などに集まり、お坊さんからお経を上げてもらって供養するのが一般的です。もしくは故人が生前に希望していた場所がある場合は、そちらを優先しても良いです。
セレモニーホールで一周忌法要を行うと、必要な設備が整っているので、遺族側からすると準備が楽になるメリットがあります。
一周忌には誰を招く?
絶対的な決まりは特になく、どのような親族を招くのかは遺族の判断に任されます。一般的には、故人と親しかった方や親戚、親族を招きます。
しかし、昨今は故人の希望やコロナ禍の負担を軽減するために、遺族のみで執り行われることも多いです。
一周忌はお墓参りだけでも大丈夫なの?
コロナ禍ということもあり、一周忌をお墓参りだけにしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。スケジュールの都合などで、親族を集めるのが難しかったり、場所を抑えたりするのが難しい場合はお墓参りのみでも問題ありません。
そのため、コロナ禍という理由で一周忌をお墓参りだけにするケースもあります。
一周忌でお墓参りする際の服装や持ち物
一周忌でお墓参りする際の服装は、平服もしくは黒のスーツで行くのが一般的です。平服とは、普段着ている服ではなく、喪服や準喪服よりもカジュアルな服装のことです。
持ち物は普通のお墓参りと同じで、花や線香、お菓子などのお供え、簡単な掃除道具などを持参します。これらは前もって準備する必要があるので、早めに準備しておきましょう。
コロナ禍の一周忌はどのように迎える?
コロナ禍で一周忌を迎える場合は、主催者側と参列者が協力し、感染対策をすることが大事です。しかしコロナ禍の現在では、一周忌であっても感染リスクなどがある場合は無理に実施しなくても良いです。
一周忌をできないことに罪悪感を抱く必要はなく、故人を想う気持ちが大事になります。
一周忌での当日の流れ
ここでは、当時執り行われる一周忌法要の一般的な流れについて紹介します。
- 決められた時間までに着席しておく
- お坊さんが入堂し、読経をはじめる
- 施主から順に焼香をあげる
- お坊さんによる法話が行われる
- お墓へ移動(お坊さんが墓参りや会食に参加しない場合はお布施を渡す)
- お墓に花やお供え物などし、血縁の近い順から線香をあげる
- 会食会場へ移動し会食をはじめる
- ここまで2時間程度で解散
上記の例以外にも、会食がないケースもあります。
まとめ:一周忌はお墓参りのみでも大丈夫
この記事のおさらいをしていきます。
- 一周忌は、故人が亡くなってから1年目の命日
- 一周忌法要は、自宅やセレモニーホール、お寺などに集まり供養する
- 一周忌でお墓参りする際の服装は、平服もしくは黒のスーツで行くのが一般的
- コロナやスケジュールの関係など、やむを得ない場合は一周忌はお墓参りだけでも問題ない
コロナ禍の現在において、一周忌をお墓参りだけで済ませていいものか悩む方もいらっしゃるでしょう。法事ができない場合でも、お墓参りやお墓の掃除だけでも十分な供養になります。
このことを知らずにいると、十分な準備ができないままお墓参りに行くことになってしまうので、この記事を参考に万全の準備でお墓参りに備えてください。